千葉県N市の急性期病院
品川を出るのが9時すぎ、10時半のアポイント。
ここは、駅前病院。
今日もうっとおしい天気で、傘を持ち歩きながら病院に入る。
最近はきれいな病院が多く、ここもそうでしたが、病院の入り口には必ずある、傘から滴る水を回避するために傘を入れるビニール袋。
本日、お会いするのは、病院事務長。ここ10年は病院勤務、様々な医療及び介護系の施設運営から立ち上げまで経験されている事務長。精神科病院、療養型、今は急性期病院。
元々、病院支援で派遣されており、医療系の会社に在籍しているようです。
急性期病院といえども、この地区は看護師の獲得が非常に難しく、病棟の3分の1が休床しており、その他の近くの病院も大なり小なりこのような問題を抱えているとの事で、次回の医療法改正によっては、何らかのアクションが出てくるかもしれないので、対策が必要と感じているようです。
特徴的な話として、この病院では多くの女性医師が活躍されており、それが非常に伝統としてあるので、急性期病院といえども、女性医師に対してはある程度、活躍できるフィールドがありそうです。
また、余談として、医師の評価性を導入したいのだが、なかなかできないよね!
でも、最近のこととして、東北地区の病院で、先生の言い値で初年度は契約し、もし1年経って、成績が悪い場合は、年俸額が大きく下がる、そのような査定システムを導入し、見事、復活を果たした病院があるとか???
外来、オペ、検査、病棟に関して、オペであれば主治医が必ず良い査定とは限らず、特に若手外科医を教える立場の医師の事を考え、オペを教え、やらせる事で、良い指導者として査定されたり。そのような様々な要因を数字で示すことにより、納得できる査定額を算出されているようです。
これに納得する医師が多いのが特徴で、年俸額が下がったとしても逆に辞めないで、本当に実力を発揮したいためでもありますが、理系の頭脳を持つ医師の方々には、この辺が一番、理解できるのではないかと思ってしまいました。