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中小のせつなさ

今日、朝一から訪問した病院。

中小病院の悲しく、切ない思いが伝わります。

常勤医3名の病院で、何ができるのか?

地域医療といってもなかなか運営自体を手広く広げる事も出来ない状況下で、このまま衰弱してゆくのか?

開業を前提とした医師の退職で常勤医2名となり、このままではどうしようもないところまで落ちてゆき、地域医療が崩壊するのではないか?ここはまだ、都心からの通勤圏にある病院で、地域医療の崩壊までとはいかないかもしれませんが、これが、もっと田舎で起っているとすれば、それこそ町を挙げて、医師の獲得に血の出るような努力が必要となります。

ただ、院長のカリスマ性と、医局派遣の医師1名だけでは、どうしようのない事をわかっているはずなのに、院長の本気度があまり伝わらないと思うと、こちらも何とも言えなくなってきます。

都市から、少し離れてしまうと、本当に医師の獲得が難しくなりがちであり、その事に本当に気づいている病院の経営者は何人いるのだろうか?安心こそ最大の敵であり、医師獲得に本気になっている病院との差が、徐々に拡大し、病院の淘汰がさらに進むのではないかと危惧するのはわたくしだけでしょうか???